うつ病の人がライターになるときに覚えておきたいこと
ライター活動をしていると、うつ病をはじめとしたメンタル面の体調不良をきっかけにライターになった方をよく目にします。
たしかに、ライターは自宅で稼げるので、メンタル面で疲れてしまった人にとっては取り組みやすい仕事だと思います。
今このページに訪れたあなたも、うつ病だけどライターになろうかな? と考えているかもしれません。
そこでこの記事ではうつ病の人がライターのなるときに覚えておきたいことをお話しできればと思います。
うつ病の人がWebライターになるメリット
メンタルが不調になってしまった方がWebライターになるメリットは以下になります。
- 自宅で働ける
- 自分のペースで働ける
- 人間関係の煩わしさが会社勤めよりは少ない
外で働けなくなってしまった方にとって、自宅で働けるのは非常に大きなメリットですよね。雇用形態や仕事量にもよりますが、比較的自分のペースで働けるので、体調が悪いときも休憩を挟みながら作業できます。
あとは、人間関係。
会社勤めがしんどいと感じる大きな原因の一つですよね。
Webライターは基本的には一人作業なので、常に誰かの目を気にして仕事……という苦痛からは逃れられるでしょう。
うつ病のライターになるときに覚えておきたいこと
ということで、メンタル面の問題で外に働きに行けない方は、Webライターに挑戦してみるのも一つの方法です。ただ、デメリット(と言っていいのか謎な部分もありますが)、その辺も覚えておきたいです。
- 収入は不安定
- 他者とのコミュニケーションはある(むしろ大事)
- 自分のペースとはいえ、納期は守る必要がある
Webライターの収入は不安定です。
というか、在宅ワークやフリーランスのような、「自由」な印象のある仕事・職業の収入は基本的に不安定であると覚えておきたいです。
また、人間関係の煩わしさがないと言っても、他者とのコミュニケーションは、あります。
メールやチャット、ビデオ通話など、Web上でのやり取りが多くなるので、情報の伝え方や聞き方に配慮する必要があり、むしろコミュニケーションがとても大切です。
また、自分のペースで働けるといっても、原稿には締め切りがあって、それを守らなければ継続して仕事の依頼がもらえなくなる可能性もありえます。
こんなデメリットがあることを覚えておきましょう。
うつ病の人がWebライターを始める時の注意点
うつ病などメンタル面の体調が悪い人がWebライターを始める時に注意して欲しいことをお伝えしますね。
体調が不安定な人はちょっと待って
まず、体調が不安定な方はまずこちらを徹底してください。
- webライターを始めるのを少し見送る
- 調子が悪い人は無理をしない
- とにかく心身を休める
うつ病になってしまう方の多くは基本、真面目で一生懸命な性格の持ち主なのだと思います。
仕事を休んでいることに罪の意識を感じることもあるでしょう。
だからこそ、自宅でもなんとか稼ごうと、Webライターという働き方について調べるのだと思いますが、
「早く良くならなきゃ」「働かなきゃ」という焦りの気持ちを持っていませんか?
本当にしっかり休めていますか?
まずはゆっくり心身を休めましょう。
そんな生活に飽きてきたら、ライターを少しずつ始めてみても良いサインかも。
うつ病の人がライターを始めるなら気をつけて欲しいこと
うつ病の人がWebライターを始めるなら、気をつけて欲しいことは以下になります。
- 少しずつ準備を進める
- 案件は抱えすぎない
- 基本自宅での仕事になるので、外気にふれ、太陽の光を浴びる
体調が良くなってきたら少しずつwebライターの活動をしてみると良いと思います。できれば、担当医に相談しながら始めた方が安心。とにかく、頑張りすぎないことが大切です。
まずは低単価の簡単な案件からチャレンジし、少しずつ実績を積み重ねていきましょう。
また、頑張りたいからとたくさんの案件を抱えすぎないことも大切です。
納期に追われると、メンタル面にも影響するからです。
また、Webライターは基本自宅での作業になるので、外に出る機会が少なくなりがちです。
太陽の光を浴びることは、「幸せホルモン」のセロトニンを放出する効果もありますので、1日数十分でも外に出てみることを意識しましょう。
もちろん、体調が悪い時は無理しなくて大丈夫です。
とにかく、無理をしない
「うつ病の人がWebライターをしているから、同じうつ病の私にもできるかも」
そう思ってチャレンジすることは、とても素晴らしいことです。
しかし、病気の重さや経過は人それぞれ。日々の体調も異なるでしょう。
メンタルが弱ってしまった方は、つい人と比べてしまったり、できない自分に落ち込んでしまったりしがちです。
Webライターをはじめとしたネットビジネス関連の情報に触れ出すと
「〇か月で月〇〇万円!」
などというフレーズばかり目に入り、できないことに焦ります。
せっかく頑張ろうと思っているその意欲を消してしまわないようにするには、まず人と比べずに、たくさんの情報に左右されず、とにかく無理をしないのがポイントだと思います。
少しずつでも前に進めればOK。
自分のペースで勉強していきましょう。